獅子舞は1874年に泡子八幡神社への獅子舞奉納が始まったと伝承されています。
太平洋戦争中は一時途絶えたものの、終戦後に青年団が再興し、今も舞い続けています。
昭和末期頃より小学生から大人まで幅広い年代が参加できる現在の伝承形式となりました。
そのルーツは現在の兵庫県市川町と伝えられており、北部から南部へと伝播してきました。
その伝播ルートを辿ると音色や譜面でその痕跡を感じることができます。
清らかな鈴の音で邪気を祓い、御幣で悪霊を巻き取り場を清める
荒々しく乱舞し舞い踊り四方を守護する
剣(つるぎ)で邪気や悪霊を退治し、大地に鎮静をもたらす
かまど・おくどさん(現在の台所にあたる)の神様として各家に祀られる荒神を祓い清める。火にまつわる神様で、火の災いを祓い火の元の安全を祈願します。また、獅子舞によるお祓いにより、家内安全、無病息災も祈願しています。
宵宮の日に町内の各家庭をまわり玄関にてお祓いと祈願をしています。
神社で執り行う荒神祓いは、大地を祓い清め地固めの役割を担います。
仁豊野の獅子舞は、子どもから大人まで世代を超えて受け継がれてきました。
練習を重ねるごとに舞の息づかいがそろい、祭り当日には一体感のある演舞が披露されます。
毎年9月から公民館で練習を行っており、見学も自由にできます。音や雰囲気を感じに、気軽に見に来てください。
きっと、心を揺さぶられる瞬間に出会えます。
仁豊野は寛永三年に本多美濃守が開発を進め、寛文五年に本殿を建立し八幡神社を勧請しました。本殿は、四天四方拝殿三間横二間で、境内は山林を含め約千坪余りとなっています。
御祭神:應神天皇
仁豊野の獅子舞では「見学してみたい方」「獅子舞に興味のある方」「体験してみたい方」などなど、どなたでも大歓迎です。
「昔やっていたけれど、学業や仕事、引っ越しなどで離れていた」という方の復帰もお待ちしています。
ぜひお気軽に以下よりご連絡ください。