胴がユタンの獅子です。ユタンには獅子特有の毛卍紋をあしらっています。
背にある和紙の鬣は例祭時期の練習終わりに若手が手作業で作成し奉納までに毎年縫い付けています。
獅子2体、子獅子1体を保有しており、小学生は子獅子を使用します。
何れの獅子頭も宇津型で、輪郭は丸みをもった雄獅子となります。
鈴の舞/荒神祓い
鈴の舞の唄舞で使用します。
御幣は村大工に製作いただいており、近年は紙垂部分を保存会で折り仕上げています。
剣の舞
剣の舞の切合いで使用します。
写真下部が獅子用の剣(つるぎ)で、上部の短い剣は小学生の吊り子用です。
鈴の舞で使用します。
御幣は紙から持ち手まで全て保存会で手作りしています。
四方の舞で使用します。
四方の舞では獅子は道具を使用しないため、吊り子のみ道具を使います。ササラは保存会で手作りしています。
剣の舞の切合いで使用します。
写真上部が吊り子の剣(つるぎ)で、下部の長い剣は獅子用です。
剣の舞で使用します。
紙手は持ち手も含め全て保存会で手作りしています。
篠竹を使用した六穴、七本調子の笛になります。
漆で化粧仕上げしした篠笛(手前)や、巻きを施した篠笛(真ん中)も使用しています。
宮太鼓と締め太鼓は3セット保有しています。
面には牛革を使っています。
荒神祓いでは締め太鼓のみ使用します。
数年前まではグミなど柔軟性のある木をバチにしていました。近年は山でグミの木枝を採取することが難しく、製材された木材を使用しています。